デュエパーティーに対する個人的なスタンスや考え方を記述しておきます。
デュエパーティーはDMEDHと同じコンセプトを持つ公式フォーマットです。
色んな表現ができますが、その成立にDMEDHを切り離すことはできません。
これはあくまで私の目線ですが、この2つのフォーマットに大きな違いはなく、私にとってはどちらも自分が携わった大切なものです。
しかし、DMEDHがそのまま公式フォーマットになったわけではなく、デュエパーティーとして、より多くのプレイヤーに楽しんで貰うために再設計されています。
統率者戦は、探索と発見のゲームです。
これはDMEDH以上に、多くの視点や考え方を取り込み、新たな発見や相互作用に繋げて欲しいというものです。
ですので、デュエパーティーがどのように受け取られるか、見守りたいと考えています。
発見の芽を奪うべきでないすし、その発見は、我々がDMEDHで持ち得なかったものになることだって有ります。
協力は惜しみませんし、頼られたいとも思っていますが、押し付けるものでもないと考えています。
この距離感をどうすべきかは、常に思いを巡らせています。
願わくば、DMEDHから多人数戦を遊んでもらっている方も、あまりセオリーを押し付け過ぎないで欲しい、と思っています。
もどかしいのかも知れませんし、或いは、我が世の春、と思うかも知れません。
その世は全てのプレイヤーのためのものであって欲しいのです。
「啓蒙」するべきでないと考えています。
他人を蒙と見做して、それを啓くような心構えは、長期的な禍根となりかねないためです。
デュエパーティーは、DMEDHプレイヤーと、これから多人数戦を遊んでもらう新規のプレイヤーの双方のためのもので、その恩恵は公平に享受されて欲しい、と願っています。
それが、親としての想いです。