エリア代表決定戦が終わり、殿堂構築もメタゲームが混沌とする賑やかさを取り戻してきました。
カードゲームにおける楽しい瞬間の一つに、昔のカードが再評価されるということがあります。
それは新規のカードやデッキによるものだったり、メタゲームだったり、今まで見つからなかったコンボの発見によるものであったりします。
きっと過去と現在が線で結ばれ、調和していく姿に美を見出すということなのでしょう。
今回はDMX-21「マスターズ・クロニクル・パック」にてフィーチャーされ、数年ぶりにサポートされたサムライとクロスギアをテーマにしたDMEDHデッキの紹介です。
関連記事:DMEDHを始めよう!
目次
■デッキレシピ
■デッキについて
■カード解説
■最後に
■デッキレシピ
(携帯やスマートフォンでは正しく表示されません。PCでの閲覧を推奨します。)
『DMEDH 青赤緑クロスギア』 | ||
《 ガイアール・ベイビー》(統率者) | ||
《 飛散する斧 プロメテウス》 | 《 偉大なる大地》 | |
《 龍刃 ヤマト・スピリット》 | 《 究極竜装 ビクトリーソウル》 | |
《 流牙 シシマイ・ドスファング》 | 《 ボルベルグ・勝利・ドラゴン》 | |
《 ボルベルグ・クロス・ドラゴン》 | 《 バザガベルグ・疾風・ドラゴン》 | |
《 紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》 | 《 ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》 | |
《 アルティメット・影虎・ドラゴン》 | 《 ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》 | |
《 竜将ボルベルグ信玄》 | 《 熱血逆転 バトライオウ DX》 | |
《 爆勝 グレンモルト 「魂」》 | 《 ボルット・紫郎・バルット》 | |
《 ポッポ・弥太郎・パッピー》 | 《 戦極無双》 | |
《 英雄奥義 バーニング銀河》 | 《 勝負だ!チャージャー》 | |
《 バジュラズ・ソウル》 | 《 竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》 | |
《 竜装 センゴク・トッパアーマー》 | 《 竜装 シデン・レジェンド》 | |
《 風刃 カミカゼ・スピリット》 | 《 ファイアー・ブレード》 | |
《 維新の超人》 | 《 二角の超人》 | |
《 式神シャーマン》 | 《 青銅の鎧》 | |
《 正々堂々 ホルモン》 | 《 雪精 ホルデガンス》 | |
《 地掘類蛇蝎目 ディグルピオン》 | 《 霞み妖精ジャスミン》 | |
《 グローバル・ナビゲーション》 | 《 母なる紋章》 | |
《 一極両得 マクノカ&ヌクノカ》 | 《 再誕の社》 | |
《 JK兜 パッパラ・ベンケイ》 | 《 鬼装 オーガ・フィスト》 | |
《 サーガ・レオシェルター》 | 《 覇翼 フェアリー・アクセラー》 | |
《 ハッスル・キャッスル》 | 《 ガンリキ・インディゴ・カイザー》 | |
《 斬隠オロチ》 | 《 蒼狼の始祖アマテラス》 | |
《 龍覇 M・A・S》 | 《 アクア・サーファー》 | |
《 ティコラクス》 | 《 龍脈術 水霊の計》 | |
《 ドンドン吸い込むナウ》 | 《 サイバー・ブレイン》 | |
《 ピーピング・チャージャー》 | 《 タイフーン・バズーカ》 | |
《 スパイラル・オーラ》 | 《 助太刀メモリー・アクセラー》 | |
《 真実の王 ヴィオラ・ソナタ》 | 《 逆転王女プリン》 | |
《 「勝利」の頂 バトル・ザ・クライマックス》 | 超次元ゾーン | |
《 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》 | ||
《 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》 | ||
《 時空の踊り子マティーニ/舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ》 | ||
《 小結 座美の花/雲龍ディス・イズ・大横綱》 | ||
《 龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.+》 | ||
《 真理銃 エビデンス/龍素王 Q.E.D.》 | ||
《 龍芭扇 ファンパイ/龍脈空船 トンナンシャーペ/亜空艦 ダイスーシドラ》 | ||
《 立体兵器 龍素ランチャー/龍素戦闘機 エウクレイデス/龍素記号Ad ユークリッド》 |
DMvaultハッシュ:30432154e4e8655e59a41b7bd858653a
■デッキについて
クロスギアと、クロスギアをサポートするサムライ・クリーチャーを中心としたDMEDHデッキです。
多人数戦であり、《アポカリプス・デイ》のような全体除去が飛び交うDMEDHでは場に残りやすいクロスギアは通常プレイより相対的に強くなり、重要性が高くなっています。
EDHにおけるクロスギアデッキは、これまで《聖装 ネビュラ・ウイング》《ペトリアル・フレーム》が入る白入りが主流でしたが、DMX-21「マスターズ・クロニクル・パック」にて、《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》の強化版である《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》や、青赤緑の統率者である《ガイアール・ベイビー》との相性がいいクロスギア《 竜装 センゴク・トッパアーマー》が収録されたことにより、白が入っていない、ティムール・カラーのクロスギアデッキとしてまとめることができるようになりました。
デッキの動きとしては、《覇翼 フェアリー・アクセラー》《助太刀 メモリー・アクセラー》といった軽量のクロスギアを並べつつ、統率者の《ガイアール・ベイビー》で統率者ドローとクリーチャーの展開を狙います。
中盤は《ガイアール・ベイビー》や展開したクリーチャーをクロスギアで強化しながらビートダウンを進めつつ更にクロスギアを展開します。
クロスギアとマナが十分に揃ったら《ボルベルグ・勝利・ドラゴン》《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》《アルティメット・影虎・ドラゴン》といった強力なサムライ・クリーチャーをクロスギアで強化してフィニッシャーにしたり、《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》+《JK兜 パッパラ・ベンケイ》や、《龍刃 ヤマト・スピリット》+《バジュラズ・ソウル》といったクロスギアを使ったコンボを決めに行きます。
《ガイアール・ベイビー》の当たり次第では序盤から大型クリーチャーを踏み倒して一気にゲームを進めることもでき、白が抜けたことにより攻撃的な構成となっています。
反面防御力が手薄になっているため、《バジュラズ・ソウル》といった強力なクロスギアを展開しすぎて「プレイヤーを始末して盤面を対処する」というプランを取られやすくなっています。相手のバトルゾーンの打点には細心の注意を払いましょう。
■カード解説
《 ガイアール・ベイビー》
統率者。
ブレイクしたシールドのコストによってクリーチャーを展開できます。
《 竜装 センゴク・トッパアーマー》などでブレイク数を増やせば、複数のクリーチャーを展開することができるため、クロスギアでどんどん強化しましょう。
DMEDHの専用ルールである統率者ドローは相手クリーチャーがブロックされなかった時にできるため、手札に展開するクリーチャーがいなくても統率者ドローで引いて踏み倒す、なんてこともできます。
また、ブレイクしたシールドを手札に加えさせるのは置換効果なので、《ハッスル・キャッスル》などの強力な回避能力持ちの城を落とすこともできます。
《 飛散する斧 プロメテウス》
《 二角の超人》
マナブースト&マナ回収の定番クリーチャー。
あらゆる場面で活躍するため、クリーチャーを重視するデッキでは色が合えば優先的に採用されます。
《 偉大なる大地》
「ボルベルグ」専用サポート。
マナのクロスギアを同時に踏み倒せるため、《 ボルベルグ・勝利・ドラゴン》《 ボルベルグ・クロス・ドラゴン》を踏み倒すことで強力なクリーチャーを作り出すことができます。
《 龍刃 ヤマト・スピリット》
《無限掌》効果の進化クロスギア。
《 バザガベルグ・疾風・ドラゴン》にクロスしてアンタップキラーで殲滅したり、《光器パーフェクト・マドンナ》などをサンドバックにしてアタック・トリガーを無限に使用したりと大活躍します。
進化条件がサムライのクロスギアとやや厳し目ですが、このデッキでは8枚あり、クロスギアは場に残りやすいのでそこまで苦になりません。
《 究極竜装 ビクトリーソウル》
《 飛散する斧 プロメテウス》の効果を持つ大型クロスギア。
ジェネレートもクロスも重いので踏み倒しての運用が多いです。
効果自体は極めて強力で、これを軽量クリーチャーにクロスして殴っているだけでも序盤のゲームを作ることができます。サムライでないのが惜しいところ。
《 流牙 シシマイ・ドスファング》
パンプアップ、追加ブレイク、モヤシ付与の大型クロスギア
モヤシ付与が特に強力で、数が少ないボルベルグ系を使いまわせるため相性は抜群です。
ハイランダーであるEDHでは侍マジックが腐ってしまいますが、それを含めても優秀な大型ギアです。
《 ボルベルグ・勝利・ドラゴン》
《 ボルベルグ・クロス・ドラゴン》
クロスギアをコスト0で無制限にクロスできるエースクリーチャー。
展開したギアを一気にクロスしてゲームを有利に進めましょう。
《 バザガベルグ・疾風・ドラゴン》
アンタップキラーと、cipで1枚クロスできるサムライ。
除去を行いつつ《 究極竜装 ビクトリーソウル》などでアドバンテージを稼いだり、《 龍刃 ヤマト・スピリット》で盤面を制圧したりします。
《 紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》
2回攻撃+火力除去。
SAを持たないのでクロスギアでSA化することが前提になり、そのままだと《勝利天帝G・メビウス》の劣化になりますが、サムライであること、「ボルメテウス・武者・ドラゴン」であることで優先されています。
《 ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》
侍流ジェネレート+2回攻撃
2回攻撃はアタックトリガーが多いクロスギアと好相性で、侍流ジェネレートともあわせてクロスギアデッキとの相性は抜群です。
《 アルティメット・影虎・ドラゴン》
場のクロスギアの数だけ追加ブレイク。
《 維新の超人》と違いクロスしなくてもブレイク数が増えるため、《風刃 カミカゼ・スピリット》などでSA化するだけで凄まじいブレイク数を持つフィニッシャーになります。
《ホワイトアウト》《真聖教会エンドレス・ヘブン》といった大量にシールドを増やすカードに強く、《 竜装 シデン・レジェンド》をクロスしてアタックトリガーでシールドを全部割ることもできます。
《 ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》
Cipで場のドラゴンにコスト3以下のクロスギアをデッキから踏み倒してクロス。
場のドラゴン次第では《 蒼狼の始祖アマテラス》以上のクロスギア踏み倒し能力になるため、優先して使いたいところ。
《 竜将ボルベルグ信玄》
侍流ジェネレート+cipでサムライクロスギアを1枚クロス。
《偉大なる大地》に対応し、そのために採用している面が大きいです。
ほかのボルベルグ系にないこのカードのメリットとして、cipであるためバトルステップ中にクロスすることができる点があります。
《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》によって全体SA化しているときに《JK兜 パッパラ・ベンケイ》の効果でこのクリーチャーを踏み倒したとき、cipで《JK兜 パッパラ・ベンケイ》をクロスし、再度踏み倒しを狙う動きができたりします。
攻撃が終わったクリーチャーからクロスギアを引き受けることができるのはこのカードと《 バザガベルグ・疾風・ドラゴン》の利点であるので、有効活用したいところ。
《 熱血逆転 バトライオウ DX》
火のドラゴンが攻撃された時に踏み倒し、バトルを置換します。
《ガイアール・ベイビー》が殴り返される場面を主に想定しており、奇襲効果抜群です。
バトル時はパワー13000まで跳ね上がるので大型クリーチャーをも倒すことができます。
《 爆勝 グレンモルト 「魂」》
SA持ちの2回攻撃の中では最軽量クリーチャーです。
《 覇翼 フェアリー・アクセラー》などのクロスギアでアドバンテージを稼ぎます。
マナ武装によりバトル時にパワー18000になるため、殴り返し要員としても活躍できます。
《 ボルット・紫郎・バルット》
クロスギアサーチ。
《ガイアール・ベイビー》での踏み倒しを狙いやすいコストで、サムライでもあります。
《 ポッポ・弥太郎・パッピー》
ドラゴンとサムライのセイバー。
序盤の《ガイアール・ベイビー》や、クロスギア装備の大型ドラゴンを破壊から守ります。
《 戦極無双》
大型の火力除去トリガー。
《 紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》《 ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》がいれば12000の置換破壊が出来るため、《最終龍理 Q.E.D.+》を龍回避させずに破壊したり、《光器パーフェクト・マドンナ》《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》をまとめて破壊できたりします。
《 英雄奥義 バーニング銀河》
除去トリガー。
相手のクロスギアやフォートレスを処理できるカード除去で、終盤ならマナ武装7も達成できます。
《 勝負だ!チャージャー》
初動ブースト。
アンタップキラーは終盤の《 龍刃 ヤマト・スピリット》や《 「勝利」の頂 バトル・ザ・クライマックス》と好相性です。
《 バジュラズ・ソウル》
大型クロスギア。
2ランデスは強力ですが、非常にヘイトを上げやすいカードなので使う余裕があるか状況を見て選択します。
2回攻撃持ちのクリーチャーにクロスすると効果覿面で、また、《無限掌》持ちのクリーチャーで《光器パーフェクト・マドンナ》系に殴り続けると無限ランデスが成立します。
《 竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》
クロスしていない時にドラゴンとサムライのコストを軽減し、クロス時には全体パンプ&SA化します。
《 風刃 カミカゼ・スピリット》と違ってSA化したいクリーチャーにクロスしていなくてもSAにすることができるため、《 JK兜 パッパラ・ベンケイ》で踏み倒したサムライをSAにすることができます。
また、《 紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》にはコスト0でクロスできるため、SA2打点の2回攻撃を叩き込めます。
《 竜装 センゴク・トッパアーマー》
クロスしていない時にドラゴンのコスト軽減、クロス時にパワー+2000とブレイク数を追加します。
3ターン目に設置して、4ターン目に軽減した《ガイアール・ベイビー》を召喚し、次のターンにクロスしてW・ブレイカーにするという流れができるため《ガイアール・ベイビー》との相性がよく、このデッキを組むきっかけとなったカードです。
また、《 紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》《 ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》にはコスト0でクロスできます。
《 竜装 シデン・レジェンド》
パワー+3000と、アタックトリガーでシールドをブレイクできます。
シールド1枚の相手にはこれをクロスしたクリーチャーの攻撃でとどめを刺すことができるので、ブレイク数増加とは違った強さを持ちます。
ブレイクするのはクロスしたクリーチャーなので《ガイアール・ベイビー》でクリーチャーを展開したり、《 アルティメット・影虎・ドラゴン》で攻撃時に大量ブレイクしてそのままとどめまで持っていく芸当もできたりします。
《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》にコスト0でクロスできますが「紫電・ドラゴン」ではない《 紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》にはできません。残念
《 風刃 カミカゼ・スピリット》
《 ファイアー・ブレード》
スピードアタッカー化クロスギア。
SA化はクロスギアで最も重要な役割の一つであり、そのためカード除去の的にもなりやすいため2枚採用しています。
サーチカードなどを使って中盤までに1枚はバトルゾーンに出しておきます。
《 維新の超人》
マナゾーンからクロスギアを踏み倒してクロスします。
《 アルティメット・影虎・ドラゴン》と違いクロスしないとブレイク数が上がりませんが、軽量ギアを使うことで大量にブレイクすることができます。
このデッキでは数少ないドラゴンを持たないサムライでもあります。
《 式神シャーマン》
クロスギアをクロスするとタップインマナブースト。
《炎水剣 オンセン・サバキ》とはコンビ禁止となっているので無限ブーストはできませんが、余ったマナや余裕がある時にクロスすることで手札を消費せずにマナブーストが行えます。
《 青銅の鎧》
《 正々堂々 ホルモン》
《 雪精 ホルデガンス》
《 霞み妖精ジャスミン》
初動ブーストクリーチャー。
統率者の《ガイアール・ベイビー》の効果で展開したり、クロスギアのクロス先になったりとクリーチャーであることの重要性は高いです。
《 地掘類蛇蝎目 ディグルピオン》
初動ブースト。
《ガイアール・ベイビー》がドラゴンであるので効果で展開し、1ブースト持ちの高パワークリーチャーとして殴り返されにくいクロス先として運用します。
ドラゴンであるため《 ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》の効果にカウントされるのも嬉しいです。
《 グローバル・ナビゲーション》
除去トリガー&マナ回収
中盤以降に腐りにくい定番のトリガーです。
《 母なる紋章》
コスト踏み倒し。
DMEDHの現行の最強カードで、使い方次第であらゆる状況に対応します。
《 一極両得 マクノカ&ヌクノカ》
初動ブースト&回収。
これも定番ですね。
《 再誕の社》
マナブースト。
墓地回収が苦手な色なので、マナに戻して回収したり《 JK兜 パッパラ・ベンケイ》などで踏み倒しを狙ったりします。
《 JK兜 パッパラ・ベンケイ》
ジャンケン。
クロスしたクリーチャーのアタック時にジャンケンし勝ったらマナからサムライを(クリーチャーでもクロスギア)でも1枚踏み倒し、相手がチョキを出したらマナブーストします。
踏み倒し効果がとにかく強力で、2回攻撃や《 竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》との組み合わせで大量の打点を生成できます。
マナブースト効果によりマナにサムライがいなかったり序盤にも腐らないのも優秀です。
《 鬼装 オーガ・フィスト》
パンプアップ+限定的なアンブロッカブル。
パンプアップはクリーチャーのコストにもよりますがかなりパワーを上げることができ、パワーの大きさは殴り合いが頻発するEDHではかなり重要なので見た目以上に優秀です。
クロスしたクリーチャーのパワー以下にブロックされなくなる効果も、クロスギアをクロスさせる都合上クリーチャーを横に展開しにくいデッキのため軽量ブロッカーで対処されやすいという弱点を克服する、デッキと噛み合った効果と言えます。
《 サーガ・レオシェルター》
1度だけ破壊耐性を付与し、マナ回収ができるギア。
使いきりですが、《 ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》のついでなどで出しておけるといい仕事をします。
《 覇翼 フェアリー・アクセラー》
マナブーストクロスギア。
最軽量なので、《ボルット・紫郎・バルット》のサーチなどで序盤に優先的に出します。
《 ハッスル・キャッスル》
置きドロー。
守りが薄いデッキなので序盤以外は盤面を見ながら使います。
《 ガンリキ・インディゴ・カイザー》
防御カード。
《 サーガ・レオシェルター》や《スパイラル・オーラ》で守るといい感じです。
《 斬隠オロチ》
防御シノビ。
ワンショット防止にもなるので優先的にキープします。
《 蒼狼の始祖アマテラス》
呪文orクロスギア踏み倒し。
クロスギアデッキなのでクロスギアを踏み倒したいところですが、《サイバー・ブレイン》を唱えることが結構多かったりします。
サムライなので各種サムライサポートにも対応し、流石プレ殿カードと言えるハイスペッククリーチャー。
《 龍覇 M・A・S》
ドラグナー。
ほぼ《 龍波動空母 エビデゴラス》用カードで、終盤に《 龍芭扇 ファンパイ》を呼び出します。
《 アクア・サーファー》
除去トリガー。
除去カードが呪文に寄っていたのでクリーチャーの除去カードを増やすために意識して投入。
《 ティコラクス》
Cipで相手のシールドを全て見ます。
殴るときのリスクを減らすのは勿論ですが、なにより《ガイアール・ベイビー》の最高級のサポートカードであります。
大型クリーチャーの踏み倒しを狙うことができ、《ガイアール・ベイビー》の効果のランダム性がなくなるため踏み倒しを見越したゲーム展開ができるようになります。
《 龍脈術 水霊の計》
カード除去トリガーorドロー
ドローカードとしては重いですが、クロスギアの展開で手札が不足することがあるので採用しています。
《 ドンドン吸い込むナウ》
除去トリガー。
コストパフォーマンスに優れ、ティムールカラーなので問題なく入ります。
《 サイバー・ブレイン》
最強のドロースペル。
クロスギア→クロスギア→クロスギア→サイブレという展開もあり、使っているとなぜプレ殿になったのかよくわかる純粋な強さを感じます。
《 ピーピング・チャージャー》
初動ブースト&《ガイアール・ベイビー》のサポート
《超次元ホワイトグリーン・ホール》などで埋まったシールドを確認するのにも役立ちます。
《 タイフーン・バズーカ》
ブロックされなかった時にバウンスできるクロスギア。
DMEDHなどで採用されている多人数戦ルールでは、攻撃時には「相手」と書かれている効果は攻撃先にしか効果を向けられませんが、自分のカードを対象に含まれる効果はすべてのプレイヤーに対象にすることができます。
例を挙げると、このカードをクロスしたクリーチャーがAを攻撃してブロックされなかった時、Bのクリーチャーをバウンスすることができます。
これにより、ブロッカーのいないプレイヤーを殴って好きなクリーチャーを除去できるので通常プレイよりも強化されたカードと言えます。
また、《聖鎧亜キング・アルカディアス》+《光神龍スペル・デル・フィン》のような拘束力の強いロックに対する打開策としても有用です。
《 スパイラル・オーラ》
モヤシ付与。
コストの割に強力な効果で、Cipの使い回しや、数が少ないボルベルグ系を何度もバトルゾーンに出したりできます。
《 助太刀メモリー・アクセラー》
ドローギア。
最軽量ギアであり、《 覇翼 フェアリー・アクセラー》とともに序盤に優先的に出したいカードです。
《 真実の王 ヴィオラ・ソナタ》
除去&ドラゴンをリアニメイト。
除去を行いつつ強力なサムライ・ドラゴンを蘇生できるパワーカードです。
自身のサイズも大きく、《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》をリアニメイトして《 風刃 カミカゼ・スピリット》と《 ファイアー・ブレード》をそれぞれデッキからクロスして5打点を作ったりもできます。
《 逆転王女プリン》
防御トリガーであり、《ガイアール・ベイビー》の効果で展開してクリーチャーをアンタップする動きを狙って採用。
《 「勝利」の頂 バトル・ザ・クライマックス》
ゼニス枠。
《無限掌》持ちのバトルに必ず勝つSAであり、クロスギアクロスで殲滅しながら膨大なアドバンテージ獲得を狙えます。
《 龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.+》
置きドロー。
除去されにくく、大型ハンデスを浴びた時の立て直しにも強くなるので優先してプレイします。
《 龍芭扇 ファンパイ/龍脈空船 トンナンシャーペ/亜空艦 ダイスーシドラ》
相手の墓地が増える終盤に使用。
《獰猛なる大地》があれば《逆転王プリン》で無限アタックしたり、《龍刃 ヤマト・スピリット》クロスで大量に呪文を踏み倒したりと致死性の高いコンボを組むことができます。
また、相手のターンの終わりまで全体除去に巻き込まれないフォートレスで、自分のターンのはじめにクリーチャーになるため打点を溜めやすいのも利点です。
《 真理銃 エビデンス/龍素王 Q.E.D.》
《 立体兵器 龍素ランチャー/龍素戦闘機 エウクレイデス/龍素記号Ad ユークリッド》
超次元ゾーンを使うカードは《龍覇 M・A・S》だけであり、基本的には《 龍波動空母 エビデゴラス》、終盤に《 龍芭扇 ファンパイ》を優先します。
これらは《スパイラル・オーラ》などで《龍覇 M・A・S》を使いまわした場合や、どうしてもその場でカードを引きたい場合など、限定的な状況で使用します。
《 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》
《 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》
《 時空の踊り子マティーニ/舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ》
《 小結 座美の花/雲龍ディス・イズ・大横綱》
《亜空艦 ダイスーシドラ》で相手の超次元呪文を踏み倒した時にのみ使用します。
多くの超次元呪文に対応しているものを優先的にチョイス。
■最後に
転生編や戦国編のカードと、クロニクルパックの新たなサムライの競演、いかがだったでしょうか。
こういった昔のカードと新しいカードの調和こそがDMEDHの醍醐味であり、デッキ構築の楽しさは何倍にも膨れ上がります。
あなたも家のストレージに眠っている懐かしのカードをDMEDHで活躍させてみませんか?