「もうひとつの海外版」であるKaijudoことKaijudo: Rise of the Duel Masters TCGに存在する1200枚の全カードの日本語翻訳版のリストです。
KaijudoのルールはDMとほぼ完全な互換性があるため、この翻訳リスト使用することでDMと混ぜて遊ぶことができます(但し、カードの厚みが違うことを踏まえて使用することが前提となります)。
目次
■エキスパンションリスト
■考え方
■種族
■キーワード能力
■エキスパンションリスト
1VTR-Tatsurion vs. Razorkinder Battle Decks
2DED-The Dojo Edition/a>
3RSI-Rise of the Duel Masters
4EVO-Evo Fury
5DRA-Dragon Master Collection Kit
6DSI-DragonStrike Infernus
7LCA-Clash of the Duel Masters
8TRI-Triple Strike
9SHA-Shattered Alliances
10INV-Invasion Earth
11BBR-Booster Brawl
12MYS-The 5 Mystics
13GAU-Quest for the Gauntlet
14ONS-Horde Onslaught
15VTX-Vortex
16EYE-Eye of the Storm
Promotional
カード画像はThe Kaijudo Templeより引用。
■考え方
基本的にはブラック・ボックス・パックに収録されたDM版《Tatsurion》《Ultimate Tatsurion》で翻訳されている形式を全カードに展開します。
すなわち
・カード名は原文のまま
・種族は基本的にDMの種族に合わせて、合わせられないものは独自の翻訳を行う(下記参照)。
・進化Vクリーチャーは進化クリーチャーとして扱うなど、カードタイプや書式はDMのフォーマットに合わせる。
・フュリー・チャージなど、クリーチャーの独自のキーワード能力はカナ表記で記載する(固有名詞を含む部分は原文)。
また、
・「ガード(このクリーチャーは攻撃できない)」など、一部の共通のキーワード能力もそのまま記載する。
ただし、「Shield Blast 」→「S・トリガー」のように一部のキーワード能力はDM版に当てはめています(下記参照)。
個人の翻訳なので誤訳や表記の揺れ、同じ原文に対する単語・構文の前後関係の揺れなどが無数に存在しますが、ご了承ください。
また、@akrecordvariantまでご連絡いただけると幸いです。
■種族
種族の翻訳は以下の表のとおり
文明 | 種族(原文) | 種族(翻訳後) |
---|---|---|
光 | Angel Command | メカ・デル・ソル |
光 | Battle Sphere | ライトブリンガー |
光 | Celestial Dragon | アポロニア・ドラゴン |
光 | Enforcer | イニシエート |
光 | Fractal | バーサーカー |
光 | Invader | グラディエーター |
光 | Mecha Thunder | メカサンダー |
光 | Sky Weaver | ソルトルーパー |
光 | Skyforce Champion | エンジェル・コマンド |
光 | Star Sentinel | スター・ライト・ツリー |
光 | Storm Patrol | ガーディアン |
水 | Aquan | リキッド・ピープル |
水 | Cyber Complex | サイバー・ムーン |
水 | Cyber Lord | サイバーロード |
水 | Cyber Virus | サイバー・ウイルス |
水 | Earth Eater | アースイーター |
水 | Leviathan | リヴァイアサン |
水 | Riptide Champion | サイバー・コマンド |
水 | Survivor | アウトレイジ |
水 | Trench Hunter | ゲル・フィッシュ |
水 | Tsunami Dragon | ポセイディア・ドラゴン |
水 | Undertow Engine | サイバー・クラスター |
闇 | Brain Jacker | ブレインジャッカー |
闇 | Chimera | キマイラ |
闇 | Dark Lord | ダークロード |
闇 | Dread Mask | デビルマスク |
闇 | Evil Toy | デスパペット |
闇 | Mimic | パンドラボックス |
闇 | Rot Worm | パラサイトワーム |
闇 | Shadow Champion | デーモン・コマンド |
闇 | Specter | ゴースト |
闇 | Tarborg | ヘドリアン |
闇 | Terror Dragon | ドラゴン・ゾンビ |
闇 | Zombie | リビング・デッド |
火 | Armored Dragon | アーマード・ドラゴン |
火 | Attack Raptor | アーマード・ワイバーン |
火 | Berserker | ヒューマノイド |
火 | Blaze Champion | フレイム・コマンド |
火 | Burn Belly | マシン・イーター |
火 | Drakon | ドラゴノイド |
火 | Dune Gecko | デューンゲッコー |
火 | Fire Bird | ファイアー・バード |
火 | Inferno Complex | ゼノパーツ |
火 | Melt Warrior | メルト・ウォリアー |
火 | Rock Brute | ロック・ビースト |
火 | Stomper | アーマロイド |
自然 | Beast Kin | ビーストフォーク |
自然 | Colossus | ジャイアント |
自然 | Earthstrike Dragon | アース・ドラゴン |
自然 | Flying Fungus | バルーン・マッシュルーム |
自然 | Living City | コロニー・ビートル |
自然 | Megabug | ジャイアント・インセクト |
自然 | Primal Champion | ガイア・コマンド |
自然 | Snow Sprite | スノーフェアリー |
自然 | Spirit Totem | ミステリー・トーテム |
自然 | Tree Kin | ツリーフォーク |
自然 | Tusker | ホーン・ビースト |
自然 | Wild Veggie | ワイルド・ベジース |
多色 | Spirit Quartz | スピリット・クォーツ |
多色 | Human | ミュータント |
全 | Corrupted | コラプテッド |
全 | Monarch | モナーク |
全 | Mystic | ミスティック |
全 | Void Spawn | エイリアン |
以下、議論の余地がありそうなもの
・Angel Command→メカ・デル・ソル
・Skyforce Champion→エンジェル・コマンド
「Champion」というのはDMの「コマンド」に相当する種族で、全ての文明に存在します。
光のSkyforce Championと闇のShadow Championは対になる種族で、DMのエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドの関係とほぼ同じです。
対してkaijudoにおけるAngel Commandは4枚しか存在しない種族で、そのうち3枚は《光器サーシャ》とその派生体です。
このことから、表のような翻訳となっています。
Skyforce Championの方を「スカイ・コマンド」と訳すのも一つの選択肢だと思います。
・Inferno Complex→ゼノパーツ
Inferno Complexは火文明の8マナの大型要塞である《Skycrusher’s Volcano-Ship(スカイクラッシャーの火山戦艦)》の1枚しか存在しない種族です。
他と被らない火文明の既存種族に当てはめるにあたり、カード名からゼノパーツを採用しましたが、ゼノパーツにしては巨大過ぎるので、ビッグマッスルにするか、そのまま「インフェルノ・コンプレックス」とした方がいいのかも知れません。
但しDMに存在するゼノパーツは最大でも6マナなので、8マナのゼノパーツならこのくらいの規模になるのかも知れません。
・Survivor→アウトレイジ
《終末の時計 ザ・クロック》のイラストを流用している《The Chronarch》の1枚しか存在しないので、クロックの種族であるアウトレイジとしました。
アウトレイジはDMでも色んな世界に現れているのであまり違和感がありません。
そのまま読むと「サバイバー」ですが、DMのサバイバーとは明らかに別物なのでそれ以外から選びました。
・Human→ミュータント
「ヒューマン」だとヒューマノイドと混同しそうなので意訳しました。
・Corrupted→コラプテッド
ゲーム的にはサバイバーに近いポジションの種族ですが、DMと混ぜて使った時のお互いの影響度合いが他の種族の比ではないので、そのまま訳しました。
・Void Spawn→エイリアン
カードイラストはエイリアンから多く流用されており、オリジナルのイラストもエイリアンの特徴に合致するので妥当だとは思いますが、「ヴォイド・スポーン」とそのまま訳してもいいかも知れません。
■キーワード能力
一部の共通のキーワード能力の翻訳は以下の通り。
キーワード能力(原文) | キーワード能力(翻訳後) |
---|---|
Shield Blast (Instead of putting this spell into your hand from a broken shield, you may cast it for free.) | ■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
Shield Blast (Instead of putting this creature into your hand from a broken shield, you may summon it for free.) | ■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
Double Breaker (This creature breaks 2 shields.) | ■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) |
Blocker (You may tap this creature to change an enemy creature’s attack to this creature.) | ■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
Skirmisher (This creature can attack only creatures.) | ■スカーミッシャー(このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない) |
Guard (This creature can’t attack.) | ■ガード(このクリーチャーは攻撃できない) |
Powerful Attack + (While attacking, this creature gets + power.) | ■パワーアタッカー+(攻撃中、このクリーチャーのパワーを+する。) |
Powerful Block + (While blocking, this creature gets +power.) | ■パワーブロッカー+ブロック中、このクリーチャーのパワーを+する。) |
Fast Attack (This creature can attack on the turn it enters the battle zone.) | ■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない) |
Slayer (When this creature loses a battle, banish the other creature.) | ■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する) |
Protector (You may tap this creature to change an attack on one of your other creatures to this creature.) | ■ガードマン(自分の他のクリーチャーが攻撃された時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、攻撃クリーチャーはかわりにこのクリーチャーを攻撃する) |
Unleash —(To use a creature’s “Unleash” ability, put a card from under it into your discard pile when it attacks.) | ■メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合 |
Evolution — Put on one of your creature. | ■進化-自分のクリーチャー1体の上に置く。 |
Vortex Evolution — Put on 2 of your creatures. | ■進化V:自分のクリーチャー2体の上に置く。 |
以下、議論の余地がありそうなもの
・「S・トリガー」にあたる「Shield Blast (Instead of putting this spell into your hand from a broken shield, you may cast it for free.)」は、ブレイクにしか反応しません。そのため、《エメラル》系の効果では踏み倒すことができず、カードにもその注釈は書かれていません。
・「スカーミッシャー(このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない)」、「ガード(このクリーチャーは攻撃できない)」はDMだとキーワード能力ではありません。
《ダイヤモンド・カッター》のような攻撃できない効果を無効にするカードは、Kaijudoだとこれら能力を持たないように扱われるため、DM版の表記に統一するかは迷いどころです。
「ガード」と「ガードマン」が混同しやすいというのもあります。