DMEDHのルール

目次

■DMEDHとは


MTGの変種ルール「統率者戦」をモデルにした、デュエル・マスターズの非公式なカジュアルフォーマットです。
多人数戦や独自の構築ルールが特徴で、E1期からの歴史があります。
ルール管理者が公式フォーマット「デュエパーティー」の設計に参画したため、その前身とも呼ばれています。

基盤フォーマットがアドバンスかつプレミアム殿堂カードも使えたり、統率者(デュエパにおけるパートナー)が召喚以外に侵略などの能力でも出せたり、統率ドローと呼ばれるアドバンテージ獲得ギミックでサポートされていたり、独自の規制カードリストがあることなど、デュエパーティーと違った特色もあります。

また、デュエパーティーとは多人数戦ルールなどでルールの互換性があり、交流戦ルールで一緒に遊ぶこともできます。

■DMEDHのルール

■ルール解説動画

DMEDHのルール2

対戦形式:無差別戦
推奨参加人数:4人

■デュエパーティーとの交流戦のルール

(24/1/18追加)New!
・DMEDHの推奨ルールと、デュエパーティーの推奨ルールで組まれたデッキ同士で対戦することができます。
・DMEDHのデッキを使うプレイヤーは、DMEDHのゲームルールが適用され、デュエパーティーのデッキを使うプレイヤーは、デュエパーティーのゲームルールが適用されます。

・DMEDHとデュエパーティーの両方の構築ルールに対応しているデッキの場合は、どちらのルールで遊ぶかゲームの準備の前に決めておいてください。
・本ルールを適用して遊ぶ場合は、事前に説明したうえで、対戦相手の合意を貰ってください。
・DMEDHのパワーレベルと、デュエパ―ティーのプレイレベルの擦り合わせを実施することを推奨します。

■デッキ構築ルール

コスト4以上の(2023/2/10追加)クリーチャーを1枚「統率者」に選びます。ただしゲーム開始時に山札以外に置くことができるカードや、デッキに4枚より多く入れることができる能力を持つカードは選ぶことはできません。
・デッキは統率者と合わせて60枚であり、超次元ゾーンは8枚、超GRは12枚です。
・統率者が持たない文明を持つカードをデッキに入れることができません。
・超次元ゾーン、超GRは統率者の文明に関わらずカードを入れることができます。
・文明を持たないカードは統率者の文明に関わらずデッキ、超GRに入れることができます。
・デッキ、超次元ゾーン、超GRは複数の同名カードを入れることができません。
・公式ルールのプレミアム殿堂カードは適用されません。DMEDH非推奨カードリストを活用することができます。

■統率者のルール

・統率者はゲームを始める前に超次元ゾーンの横にある「超統率ゾーン」に表の状態で置きます。
超統率ゾーンは、カードの能力でパートナーゾーンとしても扱われます。(2024/1/18追加)New!
・超統率ゾーンにある表向きの統率者は、マナコストまたは自身の能力で手札にあるかのようにバトルゾーンに出すことができます。
また、ゲーム中この方法で出した回数だけ、マナゾーンのカードを2枚タップしなければなりません。(2023/2/10廃止)
・統率者がバトルゾーン以外のゾーンに置かれた場合、マナゾーンからカードを1枚選んで山札の下に置くことで、(24/1/18廃止)それを裏向きで(24/1/13追加)超統率ゾーンに移動させることができます。
・裏向きで置かれている統率者は、次の自分のターンが終わり、次のプレイヤーのターンに移行する時に表向きになります。
・自分のターン中に統率者が裏向きでパートナーゾーンに置かれていた場合、そのターンの終わりには表向きにならず、その次の自分のターンの終わりに表向きになります。(24/1/183追加)New!

・統率者の攻撃の終わりに、ターンに一度、その攻撃中にブレイクしたシールド1つにつき自分の山札の上から1枚を見て、その中の1枚を手札に加えて残りを好きな順序で山札の一番下に置くことができます。

■ゴッド統率者のルール

ゴッド統率者のルール・ゴッドリンクを持つ複数のクリーチャーを「ゴッド統率者」として統率者に指定することができます。
・ゴッド統率者は「ゴッドの完成形」の組み合わせでのみ指定することができます。
・「ゴッドの完成形」とは、トライ・G・リンクを除き、クリーチャー全てがそれ以上ゴッドリンクすることのできない状態のことを指します。
・《天神シャイン・バルキリー》《海神ブルー・ポセイドン》《黒神ダーク・インドラ》《炎神フレイム・アゴン》《地神エメラルド・ファラオ》に限り、適正なゴッドリンクであれば任意の組み合わせで「ゴッドの完成形」と見なすことができます。

・ゴッド統率者はデッキ構築時に参照する文明を除き、それぞれのクリーチャーが独立して扱われます。
・デッキは統率者と合計してちょうど60枚でなくてはなりません。
・統率者を超統率ゾーンから出した回数は、それぞれの統率者を個別に数えます。
・統率者の攻撃の終わりに山札から手札に加えるのは、全ての統率者からターンに一度だけです。

■ゲームルール

・多人数戦の裁定はデュエパーティーの多人数戦ルールを使用します。(23/2/10追加)
デュエル・マスターズ非公式変種ゲームルール及び多人数戦のルール・解釈のまとめに準ずることを推奨します。
・また、デュエル・マスターズカジュアルイベント運営ルールを適用することができます。
・初期シールドは7枚、初期手札は5枚、先行のプレイヤーも最初のターンにドローします。
・無差別戦ルールを採用し、自分以外の全てのプレイヤーが相手プレイヤーとなります。
・影響範囲ルールを用いず、全ての相手プレイヤーに攻撃することが出来ます。
・カードの効果によって、ゲームに勝つことはできません。
・カードの効果によって、相手をゲームに敗北させることはできません。(23/2/10追加)
・カードの効果によって、追加ターンを得ることはできません。
・マナゾーンにあるカードは、ターン開始ステップ以外でアンタップさせることはできません。
・マナゾーンにあるカードは、そのカードの元々のマナの数値以外の数値に変更できません。
デッキや超GRにn枚(nは整数)より多く入れることができる能力を持つカードを除き、(23/2/10廃止)プレイヤーは自身が同じターン中に使ったりバトルゾーンに出したカードと同じ名前のカードを使ったりバトルゾーンに出すことはできません。


■DMEDH推奨規制カードリスト

■統率者文明別規制カード検索

■使い方
・統率者の文明に含まれるボタンをクリックします(クリックするとボタンの色が変わります)。選択するとそれに応じた規制カードの画像が表示されます。
・選択を解除したい場合もう一度クリックします。
・ゼロ文明を選択するとそれ以外の文明の選択がすべて解除されます。
・全ての規制カードを表示したい場合はゼロ文明外の5文明を選択します。

規制推奨カードリスト【画像版】

▽統率者の文明を選択してください▽

■推奨規制カードリスト(html版)

■ 全色で非推奨(規制度:最大)

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》
《偽りの名 スネーク》
《The邪悪 寄成ギョウ》
《偽りの名 スネーク / アンノウン・プログラム》
《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》New!
《屍術師インフェルノ・カイザー》
《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》
《サファイア・ウィズダム》
《破壊神サガ》
《強奪者 テラフォーム》
《ブルックス・ザ・シルバー/ザババン・ライト 》
《ロールモデルタイガー 》
《鎧亜戦隊ディス・マジシャン》
《死儀妖精ベラドマイ》
《マテン龍樹》
《激龍剛撃 ドン・ドドフェル》
《オーシャン・ズーラシマ》
《聖霊王アルファディオス》
《光神龍スペル・デル・フィン》
《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》
《獅子頂龍 ライオネル》
《オールサンライズ》
《聖霊王アルファディオス GS》
《白騎士の聖霊王アルカディアス/完全決闘》
《神々の逆流》
《ハリケーン・クロウラー》
《マーシャル・クロウラー》
《正体不明》
《完全不明》
《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》
《完全水中要塞 アカシック3》New!
《魔天降臨》
《悪魔神ドルバロム》
《百発人形マグナム》
《神羅ヘルゲート・ムーン》
《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》
《世界の果て ターミネーター》
《悪魔龍王ドルバロムD》
《革命魔王キラー・ザ・キル》
《オールデリート》
《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》
《凶鬼07号 ジャバランガ》
《悪魔神バロム/バロム砲》
《エクス・リボルバー・ドラゴン》
《超竜バジュラズテラ》
《爆熱剣 バトライ刃/爆熱天守 バトライ閣/爆熱DX バトライ武神》
《単騎連射 マグナム》
《B-暴 “砲台”ストロンガ/絶対無敵シールド》
《ボルシャックライシス・NEX》
《逆転のオーロラ》
《クリスタル・フュージョン》
《式神シャーマン》
《幻獣妖精ユキゴン》
《恵みの大地ババン・バン・バン》
《再誕の聖地》
《聖域の戦虎 ベルセルク》
《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》
《邪帝斧 ボアロアックス/邪帝遺跡 ボアロパゴス/我臥牙 ヴェロキボアロス》
《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》
《革命類侵略目 パラスキング》
《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》
《ベイB ジャック》
《自然星人》
《天風のゲイル・ヴェスパー》
《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》
《ドルツヴァイ・アステリオ》
《龍装者 ジスタジオ》
《ラ・ズーネヨマ・パンツァー/逆転のオーロラ》
《ブラキオ龍樹》
《地封龍 ギャイア》
《超神羅ギュンター・ペガサス》
《自然の四君子 ガイアハザード》
《強振の超人》
《キャベッジ・セッションズ / ソイルピンプ・キャベッジ》
《命の集う聖域 フィオナの森》New!
《「謎」の頂 Z-ファイル》
《ジョット・ガン・ジョラゴン》
■ 統率者が二色以上で非推奨(規制度:大)
《聖霊王イカズチ》
《煌銀河最終形態 ギラングレイル》
《音奏 ジュリドゥ》
《アクア・パトロール》
《終末の監視者 ジ・ウォッチ》
《最高学府 インテリエイル》
《燃える革命 ドギラゴン》
《MEGATOON・ドッカンデイヤー》
《母なる大地》
《超神羅ギャラクシー・デスティニー》
《龍秘陣 古代龍万歳》
《名も無き神人類》
■ 統率者が三色以上で非推奨(規制度:中)
《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》
《爆龍皇 ダイナボルト》
《天空の精霊インパクトリガー》
《ゴルパガーニ-A7/ダウンフォース・サーキュラー》New!
《エンペラー・キリコ》
《追憶人形ラビリピト》New!
《龍世界 ドラゴ大王》
《BAKUOOON・ミッツァイル》
《暴力類 アバレマックス》
《生命と大地と轟破の決断》
■ 統率者が四色以上で非推奨(規制度:小)
《禁時混成王 ドキンダンテXXII》
《聖魔連結王 ドルファディロム》
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》
《終末縫合王 ミカドレオ》
《偽りの名 ゾルゲ》
《聖凱亜キング・アルカディアス》
《鬼羅王女プリン》New!
《大樹王 ギガンディダノス》New!
《黒神龍ブライゼナーガ》
《呪紋のカルマ インカ》
■ コンビ規制(2枚同時にデッキ、超次元、超GRに入れることができません)
《偽りの名 ゾルゲ》 《紅蓮の怒 鬼流院 刃》
■ トリオ規制(3枚同時にデッキ、超次元、超GRに入れることができません)
《頂上の精霊 ミラクルスZ》 《頂上の王龍 ヴィル・ド・テラ》 《頂上龍素 サイクリタ》
■ 統率者規制(統率者に指定することができません)
《龍仙ロマネスク》New!
《爆龍皇 ダイナボルト》
《極限超絶神ゼン》
《ライマー・ドルイド》
《フォック=ザ=ダーティ》New!

■基本理念(mtg-commanderより引用)

統率者戦は社交的な関係を目指してデザインされたものです。

このルールは、社会的常識、いわゆる紳士協定の上に成り立っています。プレイヤーによる非紳士的行為(過激な行動をとったり、ただの“むかつく”輩に成り下がったりすること)は、一切許容されません。より良き統率者戦コミュニティのためには、非社交的人物とはプレイしないことが最も手っ取り早い方法です。

しかし、プレイヤーによって、フェアプレイ、あるいは楽しいゲームという物には様々な意見があります。ここでの推奨禁止リストは、プレイヤーがより良き社交的経験を得るためのガイドとして、調整を続けているものです。ローカルルールや“フェアプレイ”規定は、それが地元を盛り上げるためなら常に推奨されています。

■DMEDHを楽しむためのガイドライン

DMEDHを楽しむためには?パワーレベルの目安
これはDMEDHの基本理念をより具体化したもので、デッキ・プレイのレベルを合わせることでゲームの参加者全員が楽しく遊ぶことを目指すものです。
ガイドラインを活用して、参加者全員で楽しいゲームを作りましょう。

■更新履歴

24/1/16
ver.6.1
デュエパーティーとの交流戦のルールを追加
統率者の連続使用のペナルティを変更
超統率ゾーンをカードの能力でパートナーゾーンとしても扱うルールを追加
《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》《完全水中要塞 アカシック3》《命の集う聖域 フィオナの森》を規制カードに
《ゴルパガーニ-A7/ダウンフォース・サーキュラー》を3色以上で規制に
《鬼羅王女プリン》を4色以上で規制に
《追憶人形ラビリピト》を規制カードから3色以上で規制に
《大樹王 ギガンディダノス》を3色以上で規制から4色以上で規制に
《龍仙ロマネスク》《超絶奇跡 鬼羅丸》を規制カードから無制限に
《グスタフ・アルブサール》《ドギラゴン・ファイアー》《龍覇 ザ=デッドマン》を2色以上で規制から無制限に
《偽りの王 ヴィルヘルム》 《奇跡の精霊ミルザム》《「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ》を4色以上で規制から無制限に
《頂上の精霊 ミラクルスZ》&《頂上の王龍 ヴィル・ド・テラ》&《頂上龍素 サイクリタ》をトリオ規制に
《龍仙ロマネスク》《フォック=ザ=ダーティ》を統率者規制に
《トップ・オブ・ロマネスク》の統率者規制を解除
23/2/10
ver.6.0
多人数戦のカード裁定を公式ルールと共通に
統率者のコスト制限を追加
カードの能力で相手をゲームに敗北させることはできないルールを追加
統率者の連続使用のペナルティを変更
《偽りの名 スネーク / アンノウン・プログラム》《自然の四君子 ガイアハザード》《強振の超人》《キャベッジ・セッションズ / ソイルピンプ・キャベッジ》を規制カードに
《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》《世界の果て ターミネーター》を3色以上で規制から規制カードに
《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》 を3色以上で規制に
《「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ》を規制カードから4色以上で規制に
《ホワイトアウト》《アイアン・マンハッタン》《大神砕グレイトフル・ライフ》《キングダム・オウ禍武斗》《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》を規制カードから無制限に
《真聖教会 エンドレス・ヘブン/真・天命王 ネバーエンド》2色以上で規制から無制限に
《BUNBUN・ヴァイカー》《たすけてレスきゅん》を3色以上で規制から無制限に
《Disゾロスター》《天災 デドダム》《ネイチャー・グレンニャー》《一族 ダママ》《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》《暴芋の鋼体》《デュエマボーイ・ダイキ》《電脳鎧虫アナリス》《眼鏡妖精コモリ》《Disメイデン》《悪魔妖精ベラドンナ》《不死妖精ベラドアネ》《爆砕面 ジョニーウォーカー》《風の1号 ハムカツマン》《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》《ボルシャック・栄光・ルピア》《霞み妖精ジャスミン》《キング・シビレアシダケ》の統率者規制を解除
22/5/7
ver.5.2
統率者の革命チェンジのルールを変更
《魔天降臨》《式神シャーマン》を規制カードに
《破壊神サガ》を4色以上で規制から規制カードに
《世界の果て ターミネーター》を3色以上で規制に
《聖魔連結王 ドルファディロム》《零獄接続王 ロマノグリラ0世》《終末縫合王 ミカドレオ》を4色以上で規制に
《Disゾロスター》《ネイチャー・グレンニャー》《極限超絶神ゼン》《Disメイデン》を統率者規制に
《悪魔神デスモナーク》《悪魔神バロム・ロッソ》《勝利のレジェンド ガイアール》《Vチャロン》を規制カードから無制限に
《偽りの王 カンタービレ》《大長老 ウェイヨウ》を3色以上で規制から無制限に
《極まる侵略 G.O.D.》《煌メク聖壁 灰瞳》《超時空ストーム G・XX/超覚醒ラスト・ストーム XX》を4色以上で規制から無制限に
《暴龍事変 ガイグレン》の統率者規制を解除
《式神シャーマン》&《炎水剣オンセン・サバキ》のコンビ規制を解除


■謝辞

画像版規制リストについて、もやしさんより提供していただきました。
【統率者文明別】DMEDH規制カードリスト統率者文明別規制カード検索について、都宮さんより提供していただきました。

また、ルール作成にあたり、多くの方々のご協力を頂きました。
皆様に感謝の意を表します。

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