皆さんは「DMEDH」についてご存知でしょうか。
全く知らないという方が多いでしょうし、名前は聞いたことがあるけど詳しくは知らないという方もいるかと思われます。
そこで今日は、DMEDHについての紹介記事を書こうと思います。
目次
■DMEDHってなに?
■DMEDHの魅力って?
■統率者って?
■結局どんな感じなの?
■まとめ
■DMEDHってなに?
DMEDHとは、MTGの変種ルールである統率者戦(旧名EDH、エルダードラゴンハイランダー)のDM版である、多人数変種ルールのことです。
特徴としては、バトルロイヤル形式の多人数戦と、「統率者」と呼ばれるデッキの要となるクリーチャーを中心とした限定構築があります。
■DMEDHの魅力って?
まず第一に、4人対戦かつ自分以外のプレイヤーがすべて相手プレイヤーとなる無差別戦であるので、通常の一対一デュエルの常識が全く通用しない点です。
他のプレイヤーから集中攻撃を受けないように様子見ながら動いたり(ヘイト管理)、逆に他のプレイヤーと協力して突出してるプレイヤーを狙ったり、誰にも気づかれないように必殺コンボを温めたりと様々です。
4人と思惑が複雑に絡み合うゲームは、一戦ごとに全く変わった展開を見せるため、常に新鮮なゲームを楽しむことが出来ます。
次に、様々なカードを採用できる構築の自由度の高さがあります。
同名カードを2枚以上入れれないハイランダーの60枚構築で、デッキのクリーチャーを一枚「統率者」としてあなたの相棒に選びます。
デッキは統率者に含まれていない文明を持つカードを入れることが出来ず、使いたいカードを統率者にしたり、やりたいことに合わせてそれに合う統率者を選んだりします。
統率者による構築制限と60枚ハイランダーにより、普段では使う機会のない多くのカードに日が当たるため、デッキビルディングの複雑さとそれによる楽しさはひとしおです。
また、殿堂レギュレーションによらない独自の禁止リストの従い、その規制カードは統率者の文明が多くなるほど増えていく形式のため、使える文明が増えることによるデッキパワーと、禁止カードとのバランスを取るのも重要です。
具体的な禁止リストはDMEDHにあります。
また、DMEDHの構築ルールは多人数戦ゲームを壊さないようなバランス調整がされているため、2対2のチームで戦う双頭巨人戦や、5人で他のプレイヤーと時には協力し、時には敵対するペンタゴン、3対3でチームメイトがそれぞれ異なる役割を果たす皇帝戦といった様々な多人数戦用変種ルールでEDHデッキをそのまま使って遊ぶことができ、多様な遊び方に対応しています。
■統率者って?
先ほども書いた通り、統率者はデッキの中心となるクリーチャーで、デッキの色を決める重要な要素です。
統率者は「統率領域」と呼ばれる専用のゾーンにゲーム開始時に置かれ、コストを払うことによって召喚することが出来ます。
また、統率者がバトルゾーンから離れた時にこの統率領域に戻すことができ、そこから再度召喚する時には、この方法で召喚した回数だけコストが2ずつ上昇します。
そして重要なのは、統率者が相手プレイヤーに攻撃してブロックされなかった時、山札からカードを1枚引くことが出来ます。
つまり、いつでも手札にあるかのように召喚することができ、倒されてもマナさえ払えば何度でも出すことが出来るうえ、攻撃によってドローソースにもなるのです。
デッキのコンセプトとして主役にするのか、統率者ドローによる潤滑剤にするのかはビルダー次第です。
■結局どんな感じなの?
規制リストなどの詳しいルールはDMEDHにあります。
ルールを読むだけではイメージしづらいことも多いと思うので、DMEDH対戦動画集の対戦動画を見ておくと、実際にどんな様子なのかわかると思います。
また、DMEDHデッキ集にデッキレシピと解説がまとめてあるので、そちらもおすすめです。
■まとめ
いかがだったでしょうか。
DMEDHの魅力をほんの少しでも伝えることが出来れば幸いです。
ここでもDMEDHのデッキレシピや考察といった記事を書く予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。