vaultでDMEDHをプレイしてみよう!

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DMEDHを始めよう!でDMEDHについて紹介し、デッキレシピの記事でEDHデッキの構築方法を紹介しました。

今回は実際に対戦する方法として、DMvaultの対戦ルームを使ってEDHをする方法を紹介します。

DMEDHの敷居

変種ルールには色々ありますが、EDHは始めるための敷居が比較的高いゲームと言えます。
EDHはルールを理解している対戦相手を自分を含めて4人用意しなければないという地域の環境に左右される要素に加え、専用のデッキを4つ用意しなければなりません。
タワーデュエルやキューブドラフトも4人以上のプレイヤーが必要な変種ルールですが、それらは1人が専用の大型デッキやプールを用意すればよく、「必要なものはこっちで揃えたからやってみよう!」と言えます。が、これをEDHでやろうとすると4人分のデッキを作らなければなりません。
EDHは規制カードの数が多く構築ルールが複雑で、プロキシが使用可能とはいえプレミアム殿堂カードを始めとした普段使うことがないカードが必要になることもあり、デッキ構築のハードルが高いのは否定できません。

vaultの4人対戦-準備編

そこでEDHのデッキ構築での負担を軽減するために、vaultの対戦ルームを使用する方法を紹介します。
DMvaultなら実際にカードを揃える必要がないため、カードが足りなくてデッキを組めないという問題を解消することが出来ます。
また、ここで紹介しているEDHのデッキの記事にはそのデッキのハッシュを載せてあるので、それをデッキローダーで読み込ませればすぐにデッキを作ることが出来ます。

まず前提として、EDHの参加プレイヤー4人がskype等のグループ通話をしていることを推奨します。
対戦ルームのチャットでも意思疎通はできますが、ストレスなくゲームを楽しむためにもグループでの音声通話を強くお勧めします。

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vaultにおける4人対戦の方法ですが、自分の対戦窓とは別にあらかじめ3人目と4人目の対戦相手の対戦窓を観戦で見れるようにし、擬似的に4人卓を作ります。

一度対戦ルームに着席してしまうと観戦窓を開くことが出来ないので、先に別卓を観戦にしておいてから自分の卓に着席します。そのため最初に対戦卓を作った人は対戦相手が着席したら一度退席して観戦窓を作り、再度着席することになります。
ここで気をつけなければならないのが、EDHデッキは60枚かつ殿堂レギュレーションを無視している点。レギュレーションを「無制限」に設定しておく必要があります。

設定できたらゲームの準備をしましょう。まず初めに手札とシールドをデッキに戻し、デッキから統率者を探し、統率領域に置きます。
統率領域はどこでもいいのですが。シールドゾーンに表向きにしておくのがわかりやすいのでお勧めです。
統率者を統率領域に置いたら、シールドを7枚置き、手札を5枚引きます。
これで準備は終わりです。少し面倒そうですが、回数を重ねると数十秒でできるようになるので、慣れてしまえばさほどストレスは感じません。

vaultでの4人対戦-対戦編

ここから実際に4人対戦をすることになりますが、攻撃や除去などは自分の対戦窓の対戦相手にしか操作することが出来ないので、隣の卓のプレイヤーに攻撃したりするときはその都度skype(ないしそれに準ずる手段)で意思を伝えることになります。
《ロスト・ソウル》など一部のエキスパートモードに対応したカードが自動的に正面の相手プレイヤーのカードに触ってしまうことがあるため、そういうカードを使う時だけ、あるいは最初から操作モードを「通常」にしておきましょう。
《解体人形ジェニー》などのピーピングハンデスを始めとした非公開情報を覗く処理はskypeの個人チャット等でやり取りして、他のプレイヤーに知られないようにします。
《ロスト・チャージャー》や《超次元の手ホワイト・ブラックホール》等を隣の卓のプレイヤーに向ける場合など、どうしても再現できないプレイもありますが、大きな影響があるものは少ないので、臨機応変に対応しましょう。

サイバー・N・ワールド

応用として「Nスイッチ」と呼ばれるテクニックがあるので、これも紹介します。
《サイバー・N・ワールド》が隣の卓で使われた場合、手札と墓地を山札に戻してシャッフルし、カードを5枚引く操作を手動でやらなければならず、少し面倒です。
それを解決するために、60枚デッキとは別に1枚《サイバー・N・ワールド》をデッキリストに入れておき、ゲーム中は統率領域に置いて、隣の卓で《サイバー・N・ワールド》を使われた時に「効果を解決」ボタンを使って処理するという方法があります。

覚えておくべきものはこれぐらい。対戦相手がいないと嘆いているあなたも、是非試してみましょう!