【ルール紹介】「回転テーブル戦」の紹介

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メルキスです。
表題のルールの紹介となります。

目次
■回転テーブル戦のルール
■ルール解説
■最後に

■回転テーブル戦のルール

回転テーブル戦

対戦形式:無差別戦
推奨参加人数:4人

「回転テーブル戦」変種ルールでは回転テーブルを用い、バトルゾーンのカードのコントロールを奪い合う多人数戦です。
通常のゲームの物品に加えて、回転テーブルを1つ準備しなければなりません。 また、ゲームの進行には次元ダイスが1つ必要です。
次元ダイスは6面体のサイコロです。1つの面にはP・シンボルが、他の1つの面にはC・シンボルが記されています。他の面は何も記されていません。

ゲーム中、バトルゾーンに置かれるカードは全て回転テーブルの上に置きます。

ターンプレイヤーはメインステップ中、そのターン中に次元ダイスを回した回数のコストを支払うことで次元ダイスを回すことができます。
次元ダイスの目がP・シンボルの場合、、回転テーブルを逆時計周りに1席分回転させます。 各プレイヤーの、バトルゾーンにある自分がコントロールしているカードは逆時計周り に隣接している1席先のプレイヤーがコントロールします。
次元ダイスの目がC・シンボルの場合、、回転テーブルを逆時計周りに2席分回転させます。 各プレイヤーの、バトルゾーンにある自分がコントロールしているカードは逆時計周 りに隣接している2席先のプレイヤーがコントロールします。
次元ダイスの目が無地の場合、何も起こりません。

■ルール解説

対戦形式:無差別戦
推奨参加人数:4人

「無差別戦」は3~8人程度ならフレキシブルに対応可能な多人数戦ルールで、9~200人程度で同時にデュエマをするなら「大乱闘戦」が推奨される、など多人数戦はルールに応じた適正な人数が設定されています。
今回紹介する「回転テーブル戦」はゲームの性質上4人が望ましく、人数を増やすならそれに応じたサイズの回転テーブルを用意する必要があります。
殿堂ルールでも遊べますが、4人対戦を推奨人数として調整されているDMEDHの追加サプリとして運用するのがお勧めです。

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通常のゲームの物品に加えて、回転テーブルを1つ準備しなければなりません。 また、ゲームの進行には次元ダイスが1つ必要です。
次元ダイスは6面体のサイコロです。1つの面にはP・シンボルが、他の1つの面にはC・シンボルが記されています。他の面は何も記されていません。

回転テーブル戦で遊ぶためには、「回転テーブル」と「次元ダイス」が1つずつ必要になります。
回転テーブルは天板を360°回転させることができる台で、ターンテーブルや中華テーブルとも言われています。食卓の皿を取り分けるのに使用されるものですが、今回はこれを変種ルールの題材として使用します。

サイズは直径35cmくらいのものならこのゲームを遊ぶのには十分であり、IKEAの39㎝のものが入手性もよく、比較的安価なためお勧めです。
各プレイヤーのバトルゾーンを示すために、ビニールテープなどで十字に目印をつけておくと便利です。

IKEA(イケア) SNUDDA 40176460 ターンテーブル, 無垢材 バーチ

余談ですが、筆者は基台部分38cm、天板65cmの大型のものを持っています。
回転テーブル戦を遊ぶときは天板を外して基台部分のみを使用しており(写真参照)、天板はDMEDHでの1人回しをする時に使用しています。
各プレイヤーの盤面まで移動しなくて済むため便利です。

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次元ダイスはデュエマ版プレインチェイス「次元戦」で使用するものと同じものです(【ルール紹介】DM版プレインチェイス「次元戦」&次元デッキ紹介)。
六面体のサイコロで、手のような「P(プレインズウォーカー)シンボル」と、円形の「C(カオス)シンボル」が一面ずつあり、残りの四面は何も書かれていない特殊なダイスです。
入手手段はMTGのプレインチェイスのセットに付属しているほか、MTGを取り扱っているショップで単品が売っていることがあります。
6面体のダイスで代用ができますし、無地のダイスを東急ハンズなどで買ってきてPとCを書き込んで自作することもできます。

ゲーム中、バトルゾーンに置かれるカードは全て回転テーブルの上に置きます。
このゲームではバトルゾーン=回転テーブル上となります。
クリーチャー、クロスギア、ウェポン、フォートレス、鼓動、フィールドといったバトルゾーンに出すカードは全て回転テーブルの上に置きます。
シールドやマナなどのバトルゾーン以外のカードは回転テーブル以外の場所に配置されます。

ターンプレイヤーはメインステップ中、そのターン中に次元ダイスを回した回数のコストを支払うことで次元ダイスを回すことができます。
次元戦と同じ要領で、ダイスを回すことができます。
次元ダイスはターン中に何度も振れますが、そのターン中に振った数だけ追加で1コスト払う必要があります。1回目は0マナ、2回目は1マナ、3回目は2マナ…といった感じです。このコストは次のターンにはリセットされるので、次からはまた1回目は0マナで振ることができます。

次元ダイスの目がP・シンボルの場合、、回転テーブルを逆時計周りに1席分回転させます。 各プレイヤーの、バトルゾーンにある自分がコントロールしているカードは逆時計周り に隣接している1席先のプレイヤーがコントロールします。
次元ダイスの目がC・シンボルの場合、、回転テーブルを逆時計周りに2席分回転させます。 各プレイヤーの、バトルゾーンにある自分がコントロールしているカードは逆時計周 りに隣接している2席先のプレイヤーがコントロールします。
次元ダイスの目が無地の場合、何も起こりません。

次元ダイスの出目によって回転テーブルを回転させ、それに応じてバトルゾーンのカードのコントロールが入れ替わります。

コントロールの変更に関する詳しいルールはデュエル・マスターズ非公式変種ルールに記載されていますが、簡単に列挙すると
・通常はそのカードをバトルゾーンに出したり唱えたプレイヤー=コントローラー
・コントロールしているカードのテキストやルールにおける自分=コントローラー
・カードのテキストにおける相手のカード=相手がコントロールしているカード
・コントローラーはそのカードにおける攻撃、ブロック、選択、能力の起動などの意思決定を行う
・コントロールが他のプレイヤーに移ったカードがバトルゾーン以外のゾーンに移動するとき、カード自体の元々の持ち主のゾーンに移動する(プレイヤーを跨いで混在しない)
・プレイヤーがゲームから取り除かれたとき、コントロールしているカードもゲームから取り除かれる(調整中)
といった要領です。
文書にすると複雑に見えますが、実際にやってみるとそこまで難しいものではありません。

次元ダイスによっては突然自分のカードが相手にコントロールされて大ピンチになったり、逆に相手の切り札をコントロールしてゲームを有利に進めたりと、予想外な展開に満ちた楽しいゲームになります。
コントロールを変更する際に回転テーブルをぐるっと回転させますが、これは視覚的に大変面白いものであり、さらに「回す」という触覚にも訴える楽しさがあります。
《雷鳴の守護者ミスト・リエス》を油田の如く奪い合ったり、他人のドラゴンで革命チェンジしたり、《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》が迷惑な妨害カードになったりと通常のゲームでは起こらないような場面を楽しむことができます。

■最後に
いかがだったでしょうか。
以上、よろしくお願いします。