全国デュエパ旅レポートマップ

1.【旅行記】潮騒の国、高知へ

今回は四国の高知に行きました。
前回と同じく、空路での旅となります。

愛知から新千歳や福岡といったハブ空港へのアクセスはセントレア(中部国際空港)から定期便が出ていますが、このデュエパ旅で行くような地方だと小牧空港から出る便を利用することが多めですね。

ファンイベントの前後で行った場所は画像の通りです。
後述のアクシデントもあって行った場所は少なめですが、ご紹介させていただきます。
桂浜公園

レンタカーを運転して、高知屈指の名所、桂浜に来ました。
太平洋を臨む坂本龍馬象で有名な海岸ですね。
波のせせらぎが心地良いです。

坂本龍馬像は視線の高さまで登れる展望台があります。
今回は行けませんでしたが、付近に坂本龍馬記念館やお土産屋もあるので、高知観光と言えばここは外せないのではないでしょうか。
龍河洞

日本三大鍾乳洞の1つであり、天然記念物に指定されている鍾乳洞です。
水の流れが激しく、19℃と9月としては涼しかったです。
洞穴はかなり狭く、身をかがめないと通れないような箇所も多いので、太っている人だと通れなさそうです。

夏場に行く鍾乳洞は気持ちがいいですね!
はりまや橋

高知市の中心街から歩いて行ける名所がこれ!
元は2つの商店を結ぶ橋だったのが、復元で小さくなったようです。
オランダ坂や札幌時計塔並び称される程とか…
アクシデントも…
夜、車を市営駐車場に停めていたのですが、門限を過ぎてしまい出庫できなくなってしまいました。
お陰でホテルに宿泊できずネカフェに泊まることに…
次からは気を付けないとですね。
当所の予定では翌日は高知の南西部である足摺岬や四万十川に行こうと思っていましたが、行き先を変えることに。
祖谷のかずら橋

というわけで高知ではないですが、徳島県にある吊橋にやってきました。
ワイヤーなどを使わず葛で作られた橋で、日本三大奇橋の一つらしいです。

渡ってみると足元がスカスカです!
揺れが激しくて写真を撮るのも大変で、何度もスマホを落としそうになりました。
橋を数十メートル渡り切るだけでもなかなかのアトラクションです。
しかし高いところが苦手な人にはお勧めできないですね!
大歩危

吉野川が流れる渓谷で、日本有数の激流でもあります。
観光船が出ているので乗ってみることに。

船上からは切り立った断崖の岩肌が間近に感じられ、かなりの迫力でした。
思いがけない予定変更でしたが、こちらも面白かったです。
2.【イベントレポート】陸の孤島デュエパ交流会1st

今回は主催のいいかげんさんにお誘いいただきました。ありがとうございます!
お誘いいただけたら遊びに行きますので、イベント主催者の方は気軽にお声がけください。
どこにでも行きます(マジで)。
会場には同じようにいいかげんさんに誘われた無名人さんたち京都勢も。
車でいらっしゃったそうです。




イベントには貸し出しデッキも用意してあります。
解説のスライドもあって非常に参考になりますね。
1ゲーム目

DMEDH
緑単イミッシュ
オキナさん
DMEDH
赤緑ドラゴン
無名人さん
デュエパーティー
青黒デスパペット
しゃふらんさん
DMEDH
5色Volzeos-Balamord(テスト仕様)
メルキス(筆者)
交流戦
プレイレベル:2
DMEDHを遊んでいるメンバーだったので、今回は交流戦で遊ばせていただきました。ありがとうございます。
また、使用デッキは次回以降のルール更新で検討しているテスト的なものです。
今回、筆者のみテスト的に初期手札を3枚でゲームを行いました。
デッキもそれを見越した組み方にはしていたものの、初動が引けずに出遅れます。

ゲームは無名人さんのドラゴンが《モルトNEXT》や《モルトDREAM》といったドラグナーからドラグハートを出してシールドを割り進め、しゃふらんさんが《ヴァミリア・バレル》《アカイブ・ヤップップ》といったエレメント除去でそれを返す攻防が繰り広げられました。
無名人さんの外部ゾーンを用いた攻撃力もさるものながら、しゃふらんさんの対処が非常に見事で、《ガシャゴズラ》1枚から守り切ったりと、デスパペットって見た目の印象より堅いですよね…

その後オキナさんが《クイーン・オブ・ネイチャー》で大量展開するものの止まり、無名人さんが殴り切って勝利。
筆者の《Volzeos-Balamord》は終盤に出せたものの、既にシールドがかなり割られてワールドブレイカーがあまり活きない結果に。
交流戦は対戦のバリエーションが広がるので本当に楽しいです。
皆さんもぜひ誘ってみてください。

ランダム賞にまさかの…

1ゲーム後、ランダム賞に当選したのですが、まさかの「グレートメカオー・イレイザー1/2デッキ」でした!
《無敵巨兵グランダイバーX》が入っている20枚デッキのやつです。これ記事読んでいる人には通じるんですかね…
懐かしいというかよくこんなもの持っていましたね…ありがとうございます!
2ゲーム目

白単サバキ
ボンさん
赤単ボルシャック・カイザー(貸し出し)
Chenさん
5色ドラゴン
ワラヒさん
白青黒シノビ
メルキス(筆者)
プレイレベル:2
こちらは通常のデュエパーティーです。
ヒロインBESTで新規のシノビが追加され、大幅にリストを更新したシノビを使用。
パートナーもミストジアスから変更です。
序盤はワンパンされたシールドから《記憶の霧消》がトリガーして3ブーストするという最高の立ち上がり。
そのまま《ザトー・オブ・ウラギリガクレ》をフィールド化します。

Chenさんの赤単が殴っている間にニンジャ・ストライクでウラギリガクレの下にシノビを溜めこみ、D・スイッチを見事起動!しましたが、そこからもゲームが続きます。
特にボンさんの白単サバキが《獅子頂龍ライオネル》《サッヴァーク†》《Celeb k’Reine》などによる驚異的なシールド回復&堅牢な盤面構築を見せ、《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》によってフリーズされて止めまで持っていけません。
白単サバキってめっちゃ強いですね…
最終的にはニンジャ・チェンジした《ドロロンマントラ》で防御して《ムクジュメッド》で盤面を守るというヒロインBESTの新規シノビが活躍して勝利しました。
3.【主催インタビュー】いいかげんさん

イベント終了後、ファンイベントの主催者であるいいかげん(以下「いい」)さんにお話を伺う機会をいただきました。
いいかげんさんは高知のデュエマプレイヤーで、CS「辺境CS」のサイドイベントでデュエパーティーのイベントを開催されています。
元々DMEDHを遊ばれていた方で、筆者とはdiscord対戦サーバーで交流があり、その縁で呼んでいただいた形です。
付き合いの長さのお陰か、筆者がまだ聞いてもいないのに聞きたいことを先に仰ってくれたりしています。もしかしてエスパー?
高知のデュエパ事情

今思い返せばこれ単に飲んで駄弁っているだけなのでは…
――お久しぶりです。本日はイベントにお誘いくださりありがとうございます。
いい「こちらこそ、ご無沙汰しております。
実を言うと、このイベントを開いたきっかけはデュエパ旅だったりします。
他の地域のデュエパのことを知れるので助かっています。」
ーー本当ですか?めっちゃ嬉しいです!
陸の孤島なんてタイトルでしたが、しっかり20人超えましたね。流石です。
いい「いや、こっちもびっくりです。
メルキスさんも含めて半数は県外から来ているんですが、直接声を掛けて誘った甲斐がありました。」
ーーこういう遊びって自分から声を掛けるのが大事ですよね。
いい「横の繋がりがあるので勝算がなかったわけではないんですが、それでもウチのような地方に20人は厳しいですけどね。でも集まってくれて良かったです。」
ーー(地元のデュエマ事情について聞こうと口を開きかける)
いい「高知は、辺境CSという競技イベントが頑張っている影響で、競技人口はそれなりです。
我々も辺境CSのサイドイベントとしてデュエパの対戦会を開いています。
デュエパの人口自体はそこまで多くないんですが、貸し出しデッキ有りのサイドイベントは結構来てくれます。」
ーーなるほど(プレイレベルはどんな感じなんだろう)
いい「プレイレベルは2が多く、3もいるという感じです。正直言って、これは貸し出しデッキで決まるところが大きいと思います。
最近はミスマッチも減ってきたので、いいことだと思います。」
ーー(心が読まれてる…)
ルーツはDMEDH

いい「デュエパが出来る前からDMEDHでずっと遊んでいて、今の活動はそれを草の根的に外に広めるものとなっています。
デュエパができても、ゲーム体験としての基本的なところはDMEDHと変わっていないですからね。
貸し出しデッキも少しずつ増やしています。」
ーー前回の熊本もそうでしたが、そう言ってくれると嬉しいですね。
いい「今でも遊んでいるどころか、身内でやるときはDMEDHの方がデュエパよりも遊ぶ頻度は多いです。
デュエパはお外向きみたいな感じです。」
ーーありがとうございます。(嬉しいですがその理由は?と言いかける)
いい「変なデッキを組みたいという欲求が強いです。
パワーカードを押し付けるようなものではなく、突き詰めていくうちに変なカードを使用せざるを得ないような、個性的で愛着が湧くようなものを作りたいんです。
外部カードを助っ人的に使えたり専用の規制リストがある方がそういうデッキを組みやすく、縛りの中でデッキを練る過程が楽しいです。」
ーーなるほど、いいかげんさん達はDMEDHの中でも更に縛りを強くするフォーマットでも遊ばれているとも聞きました。
いい「デス・フェニックスやスターマンのような進化Vサイクルを統率者にしたようなデッキ同士で対戦したり、ドルゲーザやガラムタのようなシンパシー持ちサイクルみたいなマニアックなテーマで遊んだりしていました。
煮詰まってくると縛りを強くした方が遊び甲斐があって面白いですよ。」

ーーいいですね。私もナーガを組みなおしてみようかな…
4.【まとめ】貸し出しデッキがゲームを決める
いいかげんさん達からのインタビューで度々強調されていたのが「貸し出しデッキ」と「声を掛けて誘う」ことの重要性でした。
地域のコミュニティにDMEDHやデュエパーティーを広める手段として、このデュエパ旅でも貸し出しデッキを作られている方を紹介しておりましたが、殊更にそれが強調されていました。

プレイヤーやショップが貸し出し用のデッキを作って参加者に貸し出すことは、メーカーが行う施策を肩代わりするような努力であると位置づけられます。
地域のプレイレベルのようなゲーム環境にも影響を与えるのも必然と言えます。
もしご自身のコミュニティでフォーマットやプレイレベルを流行らせたいのであれば、貸し出しデッキを作ることが近道と言えるでしょう(大変ですけどね…)。
最後に

遊んでくださった地域のプレイヤーの皆様、レポートの制作に協力してくださった方々、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!





