【DMEDH】デッキ解説:緑単《大神砕 ジオ・アルデバラン》

18/5/2 デッキレシピとカード解説を最新版に更新

大神砕 ジオ・アルデバラン

DMEDHのデッキレシピと解説の記事になります。
DMEDHを始めよう!や動画でEDHに興味を持ったけど、デッキの組み方がわからない!」といったEDH初心者の方向けの簡単なEDHデッキの構築法や、全採用カードの解説付きです。

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目次
■デッキレシピ
■EDHデッキを組む前に
■デッキについて
■カード解説


■デッキレシピ

(携帯やスマートフォンでは正しく表示されません。PCでの閲覧を推奨します。)

『DMEDH 緑単アルデバラン』
《 大神砕ジオ・アルデバラン》(統率者)
《 革命目 ギョギョウ》 《 S級原始 サンマッド》
《 帝王類増殖目 トリプレックス》 《 グレート・グラスパー》
《 武器阿修羅の大猿》 《 偽りの名 ハングリー・エレガンス》
《 リ・ハナッキ・パンツァー》 《 黒豆だんしゃく/白米男しゃく》
《 二角の超人》 《 始英雄 ザウロディレクス》
《 緑罠類有毒目 トラップトプス》 《 獣軍隊X ゲリラフガン》
《 剛撃古龍 テラネスク》 《 コレンココ・タンク》
《 龍覇 サソリス》 《 口寄の化身》
《 呪紋の化身》 《 マイト・アンティリティ》
《 次元流の豪力》 《 鳴動するギガ・ホーン》
《 龍覇 マリニャン》 《 雪精 チャケ》
《 雪精 バケラッタ》 《 高飛車姫プリン》
《 蛇手の親分ゴエモンキー!》 《 社の死神 再誕の祈》
《 呪紋のカルマ インカ》 《 獣軍隊 シュパック》
《 龍覇 ケロスケ》 《 カブラ・カターブラ》
《 青銅の面 ナム=ダエッド》 《 青銅の鎧》
《 正々堂々 ホルモン》 《 雪精 ホルデガンス》
《 天真妖精オチャッピィ》 《 護鏡の面 ミラレス》
《 オットコマエ・ピーマン》 《 成長の面 ナム=アウェイキ》
《 再生妖精スズラン》 《 霞み妖精ジャスミン》
《 クリクリ・イガラーズ》 《 界王類七動目 ジュランネル》
《 獰猛なる大地》 《 コクーン・マニューバ》
《 コクーン・シャナバガン》 《 古龍遺跡エウル=ブッカ》
《 グローバル・ナビゲーション》 《 超次元フェアリー・ホール》
《 母なる紋章》 《 フェアリー・トラップ》
《 革命の巨石》 《 覇翼 フェアリー・アクセラー》
《 ハッスル・キャッスル》 《 Dの爆撃 ランチャー・ゲバラベース》
《 超絶特Q ダンガンテイオー》 《オヴ・シディアDG》
《あたりポンの助》 《トンギヌスの槍》
《「俺」の頂 ライオネル》
超次元ゾーン
《勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》
《魂の大番長「四つ牙」/バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》
《タイタンの大地ジオ・ザ・マン/貪欲バリバリ・パックンガー》
《勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》
《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ/遺跡類神秘目 レジル=エウル=ブッカ》
《卵殻塊 ジュラピル/生誕神秘 ル=ピラッジュ/成長類石塊目 ジュランクルーガ》
《神光の龍槍 ウルオヴェリア/神光の精霊龍 ウルティマリア》

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■EDHデッキを組む前に

デッキを組むにはまず「何をしたいか、どんなカードを使いたいか」をある程度決めておいた方がいいです。
DMEDHはカジュアルなパーティーゲームという位置づけであり、勝利を追求することもいいのですが、普段使うことのできないカードや種族、コンボを使ってみたり、多人数戦の駆け引きを味わうことも醍醐味です。
そのためまずは何をやりたいのか、軸や芯を決めておくことをお勧めします。

DMEDHを始めよう!でも触れたのですが、EDHデッキの構築は「やりたいことに合わせて統率者を決める」か「使いたい統率者を中心にデッキを構築する」の2パターンに分けられます。
やりたいことやコンセプトが決まっていればあとはパーツを探して構築することになるのですが、EDHの大きな特徴である統率者のルールで遊んでみたかったり、やりたいことがまだ漠然として決まっていない場合は先に使いたい統率者を探してみるのがお勧めです。
今回紹介するデッキを例に挙げると、統率者ルールをふんだんに活かせるような統率者として《大神砕ジオ・アルデバラン》を選び、それを中心に構築するという手法で作られています。

このデッキは僕が一番最初に組んだEDHデッキで、ブログにも何度か投稿してるので見覚えがある方もいるかも知れませんが、最初に紹介するのにちょうどいいデッキでもあるので解説しようと思います。

■デッキについて

先に書いた通り統率者である《大神砕 ジオ・アルデバラン》を中心に構築しています。
《アルデバラン》の進化元になる軽量クリーチャーや、スペース・チャージをサポートするためにマナブーストを多く採用し、軽量クリーチャーと相性のいいシステムや踏み倒し、自然単色ゆえどうしても薄くなってしまう防御力を補うカードで構成されています。
また、《アルデバラン》のSCを活かすためゼロ文明のカードは自然のカードにこなせない役割を持つものを最低限の枚数入れるのに留め、できるだけ自然文明だけで完結する構築を意識しています。
基本的な動きとしては6ターン目くらいに統率者である《アルデバラン》を召喚し、統率者ドローをしながらSCによる盤面制圧で中盤を有利に進め、大型クリーチャーや《蛇手の親分ゴエモンキー!》による展開で勝負を決めるのを理想としています。

■カード解説

ここからは採用されている各カードの個別解説です。

《大神砕 ジオ・アルデバラン》

大神砕 ジオ・アルデバラン

統率者。
進化クリーチャーという実質的なスピードアタッカーは統率者ドローと相性がよく、統率者ドローは自然単の弱点であるハンド不足を補います。
15000のT・ブレイカーという7コストに対して巨大なサイズで、これはEDHにおいても中々殴り返されず、後述のSCと合わせて盤面に与えるプレッシャーは大きいです。
また、進化元の条件が自然クリーチャーと緩く進化しやすいため、統率領域にいると実質的にこのデッキの殆どのクリーチャーは追加コストでSAになれるとも言えます。
進化元の緩さに加え、SCを発動させるためにマナブーストを多く採用しているので、除去されてコストが上昇した後でも立て直しがしやすいのも特徴です。
常在型能力であるスペース・チャージのマナ送りも強力であり、多人数戦ゲームでは場持ちの良さから使用頻度が高い《ペトリアル・フレーム》クロスクリーチャーをはじめとしたアンタッチャブルをも除去できる点は優秀。

反面、《光器パーフェクト・マドンナ》《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》を始めとした場を離れないクリーチャーに無力化されるという弱点もあるので、他のカードで援護する必要があります。
また、高打点で相手の手札を増やし、SCでマナも増やしてしまうので、あまり調子に乗ると手痛い反撃を食らう恐れがあるため、それを読んだプレイングも重要となります。
逆に言えば、プレイヤー全員が派手な動きをすることができるようになりパーティーゲームの盛り上げ役も担ってくれると言えます。


《革命目 ギョギョウ》
踏み倒しシステムである進化クリーチャー。
相手ターン中に妨害を挟める貴重なカードです。
革命2でほぼノーコストになるため、乱戦時に重宝します。

《武器阿修羅の大猿》

武器アシュラの大猿

自然単色版《偽りの名 スネーク》ともいうべきシステム。
軽量クリーチャーをの展開でアドバンテージを稼ぎます。


《恐・龍覇 サソリスレイジ》
ドラグナー。
少々重いですが、使いたいドラグハートに対してドラグナーが少な目だったので増やしたかったのと、Cip1ブーストを持っているので採用。


《二角の超人》
2マナブースト&回収。
《帝王類増殖目 トリプレックス》で踏み倒すこともでき、使う機会は多いです。


《始英雄 ザウロディレクス》
ドロー&踏み倒し
クリーチャー中心であり、コストもそれなりに散らばっているので安定して2ドロー以上できます。
貴重なドローカードであり、踏み倒しで引いたクリーチャーを展開することもできます。


《緑罠類有毒目 トラップトプス》
マナ武装トリガー。
カード除去のためクロスギアやフォートレスにも対応します。
本体もWブレイカーとトリガークリーチャーにしてはかなり大型です。


《龍覇 サソリス》
ドラグナー。
主に《生誕神秘 ル=ピラッジュ》を呼び出します。


《口寄の化身》
自然には貴重なドローソース。
ハイブリット種族も多いため大量ドローが狙えます。自身がクリーチャーである点も嬉しいです。


《呪紋の化身》
《「獅子」の頂 ライオネルフィナーレ》や《超次元ホワイトグリーン・ホール》などで仕込まれたトリガーに1ターン稼がせないために採用しています。
また、自分以外の全員のトリガーが使えないため、相手プレイヤー同士でシールドを割り合ってくれる展開にも期待できます


《次元流の豪力》
状況に応じてサイキックを展開でき、クリーチャーなので進化元になったり踏み倒すこともできます。


《雪精 チャケ》
自然文明の実用的な防御カード。使いやすくて優秀です。


《雪精 バケラッタ》
cip1ブースト。
仕込まれたS・トリガーを対策することができます。


《高飛車姫プリン》
防御カード。複数のクリーチャーに対応しており、数の暴力に対抗できる数少ないカードです。


《鳴動するギガ・ホーン》
サーチカード。
EDHは60枚のハイランダー構築のためサーチカードの重要性が高く、自身も進化元になります。


《龍覇 マリニャン》
主に《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》を呼び出します。
3コストブーストから繋がって《エウル=ブッカ》のコスト軽減で《大神砕 ジオ・アルデバラン》に繋ぐことも出来ます。


《呪紋のカルマ インカ》
主にシノビ封じ。
スピードアタッカーを用意しずらく、瞬発力はあまりないので終盤の攻防などで少ないチャンスを妨害されないようにします。


《蛇手の親分ゴエモンキー!》
マナが溜まった後のフィニッシュ手段。《呪紋の化身》《呪紋のカルマ インカ》を揃えたりして勝負を決めます。


《龍覇 ケロスケ》
ドラグナー。
《卵殻塊 ジュラピル》でマナブーストしながら龍解したり、《神光の龍槍 ウルオヴェリア》で軽量ブロッカーとして運用したり、《無敵剣 プロト・ギガハート》で進化クリーチャーに除去耐性を付与したりします。


《獣軍隊 シュパック》
スパーク対策と、条件付きの《蛇手の親分ゴエモンキー!》。
《蛇手の親分ゴエモンキー!》が盾落ちしたときの保険であり、採用率の高いタップ系トリガーに時間を稼がれることなく打点を通すことができます。



《青銅の面 ナム=ダエッド》
《青銅の鎧》
《正々堂々 ホルモン》
《雪精 ホルデガンス》
《天真妖精オチャッピィ》
《霞み妖精ジャスミン》
《成長の面 ナム=アウェイキ》

マナブーストの軽量クリーチャー。初動になり、進化元であり、軽い動きでSCを発動させることが出来ます。


《護鏡の面 ミラレス》
マナブーストシステム。
序盤に立てれば相手の展開の抑制か大量ブーストを期待でき、中盤以降は《大神砕 ジオ・アルデバラン》と合わせて嫌らしいプレッシャーを掛けることが出来ます。


《オットコマエ・ピーマン》

オットコマエ・ピーマン

2コストでSCを4回も発動でき、統率者と合わせて大量除去を行えます。


《クリクリ・イガラーズ》
マナブーストとマナ回収を状況に応じて選ぶことができ、低コストなので進化元としても使い勝手のいいクリーチャーです。


《獰猛なる大地》
対応力の高い大型呪文。状況に応じて


《ダンシング・フィーバー》
DMEDHはゲームスピードとのバランスの関係で大型のマナブーストが軒並み規制されており、デッキを選ばず使用可能な中では最も強力な大型ブーストです。
SCとの相性も抜群



《グローバル・ナビゲーション》
《古龍遺跡エウル=ブッカ》
《父なる大地》

《革命の巨石》
トリガー付き除去。多人数戦では相手ターン中に使えるカードの重要性は高く、防御シノビのいない緑単ではトリガーを多く積むべきなのですが数が揃っておらず、防御力の低さはどうしても否めません。


《超次元フェアリー・ホール》
次元呪文。ブーストしながらサイキックを展開


《母なる紋章》
現行プール内での屈指のパワーカード。緑が入ってたら取り合えず入れるような枠で、本当に様々な場面で活躍します。


《一極両得 マクノカ&ヌクノカ》
初動ブースト。
EDHの初動ブーストは3ターンで十分、というより2コストブーストよりも効果付きの3コストブーストの方が役に立つことが多いです。
このデッキではクリーチャー優先のため呪文の初動は少なめ。中盤以降も腐らないものをチョイス。


《覇翼 フェアリー・アクセラー》
マナブーストクロスギア。
長期戦になるEDHではクロスギアが非常に有用です。
余ったマナで使える低コストですが、初動から《大神砕 ジオ・アルデバラン》のサポートと活躍します。


《ハッスル・キャッスル》
置きドロー城。
回避持ちの城もまたクロスギアと同じく長期戦で威力を発揮するEDHでの強カードタイプですが、それゆえデッキによっては対策カードも多く採用されており、状況によっては要塞化したばっかりに集中攻撃でシールド割り切られたりするので過信は禁物です。


《トンギヌスの槍》
万能除去。
EDHでよく見かけるクロスギア、城、そしてフォートレスをも除去することが出来ます。
回収手段が少ないので使いどころは慎重に選びたいところ。


《「俺」の頂 ライオネル》

「俺」の頂 ライオネル

ゲームバランスに影響を及ぼす強さからデッキに1枚しか入れることが出来ないゼニス。
防御樹重視のバランス型で、最も癖がなく扱いやすいゼニスと言えます。
サーチでなるべく優先的に持ってきて常に立てておきたいカードです。


《勝利のガイアール・カイザー》
スピードアタッカー。《超次元フェアリー・ホール》から呼び出して相手のシステムを破壊しつつ、進化元になることもできます。


《魂の大番長「四つ牙」》
マナブーストシステム。
序盤から中盤はこれを呼ぶことが一番多いです。


《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》
マナ回収システム。
《魂の大番長「四つ牙》と共に使用頻度の高いサイキックで、こちらは中盤から終盤にかけて使用します。


《勝利のプリンプリン》
EDHにおける超次元カードで最も採用率の高いカード。
一時的な除去であり、「次の自分のターンのはじめまで」というのは多人数戦ではとても長く、ゼニスや破壊体制持ちのクリーチャーなども無力化することができます。


《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ/遺跡類神秘目 レジル=エウル=ブッカ》
コスト軽減システム。
龍解のタイミングが強く、龍解したら《蛇手の親分ゴエモンキー!》などで展開していところ。


《卵殻塊 ジュラピル/生誕神秘 ル=ピラッジュ/成長類石塊目 ジュランクルーガ》
マナブーストシステム。
フォートレス形態を直接呼び出すこともでき、継続的なマナブーストを行うことが出来ます。


《神光の龍槍 ウルオヴェリア/神光の精霊龍 ウルティマリア》
ブロッカー化。
龍解後もブロッカーなので、ドラグナーを出して装備→ドラグナーを《大神砕ジオ・アルデバラン》に進化させて攻撃し龍解という感じで打点とブロッカーを増やすこともできます。

 

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この記事を書いた人

管理者
DMEDHの設計者で、デュエパーティーの協力者
デュエマの統率者戦を楽しむ方のために様々な取り組みをしています

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